ジルコニア
ジルコニア各種取り扱っています。
患者様の口腔内の状態に合わせて適切なジルコニアのご提供が可能です。
強度が強く、適応の幅が広い歯科材料です。
二酸化ジルコニアを主成分としたジルコニアブロックを削り出しています。
ジルコニアには大きく分けて2種類の製作方法があり、ジルコニアに陶材を築盛する方法と、ジルコニア単体で歯冠を製作する方法です。口腔内の状況に合わせて選択いただけます。
ジルコニア・セラミック
審美性重視(1200MPa+陶材)
ジルコニアフレームの上に陶材を築盛いたします。審美性はジルコニアの中で一番優れ、前歯部に向いています。ただ、咬合力の強い患者様や切端咬合の患者様には陶材部のチッピングの心配がございます。フレーム形態でカバー出来る場合がございますので、ご相談ください。
プレミアム・オールジルコニア
審美性と強度を重視
ジルコニア単体のクラウン(1000MPa)
ジルコニア単体で製作いたします。ジルコニアブロックに5層の着色があり、より自然なシェード・透明感が再現できます。ジルコニア単体で出来ているためチッピングなどの心配がございません。前歯・臼歯ともに適応いたします。審美性と強度のバランスが良いため、どのような症例でも対応可能です。
オールジルコニア
強度重視
ジルコニア単体のクラウン(1200MPa)
ジルコニア単体で製作いたします。ジルコニアフレームに使用するジルコニアブロックを使います。強度はジルコニアの中で一番強いのですが、審美性・透明感では他の物に劣りますので、咬合力の強い患者様、強度の必要な臼歯部Brなどに向いています。ジルコニアセランミックとのコンビネーションBrも製作可能です。
HTオールジルコニア
透明性重視
ジルコニア単体のクラウン(800MPa)
ジルコニア単体で製作いたします。特に透明感の強いジルコニアブロックを使用いたします。インレーなどでは特に有効ですが、前歯部における隣在歯にシェードを合わせる症例には向いておりませんが、前歯・臼歯ともに対応可能です。
ジルコニアの形成について
模型をデジタル化して製作を行う為若干シビアです
CAD/CAMの支台歯形成には、維持溝、維持ポストなどのスキャニングの困難な形成や、アンダーカットのある形成は向きませんので、平面でアンダーカットのない形成をお願いいたします。連結冠の際は 支台歯の平行性が重要になりますので、ご注意をお願いいたします。平行性の取れていない支台歯ですと破折等の原因につながリます。理想的には咬合面観よリ見て、マージンが隠れず全て見える状態がベストです。
※ロングスパンブリッジ製作の際は、歯列のアーチの大きさ、湾曲、支台の平行性等によりワンピースでは製作出来ない場合がありますのでお手数ですがお問い合わせください。